JOMARE
施工等事業者会員 2024.3.29
有限会社シーエフ 代表取締役社長 吉田 晋平様

「発電奉行」の導入で現場点検と営業のクロージングが効率化

課題:発電量低下の原因を特定できずお客様に充分に説明できていなかった 有限会社シーエフ
  • 会社名:有限会社シーエフ 代表取締役社長 吉田 晋平様 (http://www.superdenki.net/index.html)
  • 入会前の課題:発電量低下の原因を特定できずお客様に充分に説明できていなかった
  • 入会の成果:具体的な解析データを基に予想される不具合・改善点の提案ができクロージングまでの時間が短くなった

住宅設備機器の販売や電気設備の工事を手がけている有限会社シーエフ様に、発電量の経年低下を発電効率で視覚化できる「発電奉行」 の導入前課題、導入後の効果についてお伺いいたしました。

発電量低下の原因がわからず、感覚的な説明しかできなかった

弊社は町の電気屋として住宅設備機器や家電の販売、太陽光発電の設置を行っています。

住宅・産業用の両方で保守・メンテナンスを承っております。

電気屋として、電気的な側面からパネルの汚れ、焦げ、施工不良など電気的な側面からの不具合についてはプロとしてしっかりと対応してきていました。

ただ「発電量がなぜ落ちているか」というところまでは、原因を特定するところまではできていませんでした。

感覚的に発電量が落ちてきているなというのは分かりますし、太陽光パネルの特性を考えると落ちるのが当たり前だと思っていました。

ただそれが自然な劣化なのか異常によるものなのかは不明なまま。

お客様から発電量低下がなぜ起こっているのか説明を求められた時にも、自信を持ってお答えするのが難しい状況でした。

数字などをデータを基にした説明ではなくあくまで感覚や勘を基にした受け答えに終始していました。

経年劣化以上に発電量が落ちていることが判明、データを基に原因がわかることが導入の決め手

試しに解析をしていただいたときに異常に発電量が落ちている事がわかり、発電量の改善につなげられたのが決め手です。

太陽光パネルは経年劣化をするため、発電量は勝手に落ちるものだと思っていたのですが、その経年劣化以上に発電量が落ちていることが分かりました。

太陽光発電の経年劣化による発電量低下率は、日射量の影響を差し引いても-1%未満と言われていますが、以前は感覚的に経年劣化による影響で低下していたと思いこんでいました。

それが解析をしてみたところ、除草を怠っていた期間と発電量が落ちている期間に確かな相関が見られたんです。

解析までは雑草の生え方等から発電量にそこまで影響はない、と判断していましたがすぐに除草作業を行いました。

また発電開始時のピーク時と比較すると、徐々に全体の発電量も下がってきていることにも気づきました。

除草も行い電気系統に不具合はないため、パネルの汚れと推定されたためパネルの洗浄も行いました。

結果として対策後は順調に発電量が回復しています。

現場点検と営業のクロージングが効率化された

お客様への説明に説得力が増し、提案からクロージングまでの時間が短くなりました。

「発電奉行」導入前は点検の後も感覚的な説明で何となく発電量が改善するだろう、というような提案しかできていませんでした。

それが解析データを基にして、予想される不具合や改善点の提案ができるのはお客様にご納得いただく上でも大きな武器になっていますね。

また不具合の原因がわかるため、無駄な現場調査を省けるようにもなりました。

以前は現場での目視・電気点検をすみずみまで行っていました。

しっかり点検することは重要ですが、不具合の原因がわかることで重点的にチェックすべきところが分かり、点検の効率化につながっています。

現場点検と営業の効率化ができ大変役立っています。

今すぐ新エネルギーO&M協議会に
入会する

入会を申し込む

今すぐ使えるお役立ち資料を
ダウンロードする

お役立ち資料をダウンロード

その他の事例

他の事例を見る