JOMARE
施工等事業者会員 2024.4.11
株式会社トライル 代表取締役 平良 諒様

「発電奉行」で簡易に原因を特定、改善施策が明確に提示でき案件受注にもつながった

課題:説得力あるO&M提案 トライル 平良様
  • 会社名:株式会社トライル 代表取締役 平良 諒様 (https://tryl.jp/)
  • 入会前の課題:説得力あるO&M提案
  • 入会の成果:発電量低下原因を数字で説明でき、新規受注にもつながる

長野県で太陽光発電のメンテナンス会社である株式会社トライル様に、発電量の経年低下を発電効率で視覚化できる「発電奉行」 の導入前課題、導入後の効果についてお伺いいたしました。

発電量改善時のパフォーマンスの提示ができず、説得力がある提案ができないでいた

ーーー「発電奉行」を導入する前はどのような課題をお持ちでしたか

太陽光発電事業において発電量の低下は事業の収益性に直接影響を与えます。

弊社のお客様でも発電量低下に悩まされる方が多くいらっしゃいましたが、発電量が低下した際にピンポイントで原因を特定し、改善した場合にどのぐらいまでパフォーマンスが回復するのか、具体的に提案することができていませんでした。

どの程度パフォーマンスが回復できるか示せないため、改善にかかる費用についても説得力を持たせることができません。

また、新規営業活動においても、有力な提案材料を持てていませんでした。

先ほどの課題にも通じるのですが、弊社がO&Mを提供した際のメリットをお客様に提案する材料に乏しく、競合他社との差別化ができず自社の優位性を出すことができずにいました。

発電量低下の原因を簡易に推察し改善施策を明確にできることで課題を解決できると確信

ーーー「発電奉行」導入の決め手は何でしたか

発電事業者様への提案、新規営業活動における2点の課題を解決できると感じたことが決め手です。

特に「発電効率の分析から発電量低下の原因を探る」という考え方はまだ業界に浸透していません。

日射量の影響を差し引いた上で発電効率を分析し、発電量低下の原因の発見に役立てているO&M事業者はほとんどいないのが現状です。

「発電奉行」は、長期的な発電量の傾向を解析し、発電量の低下の発見・原因を特定するのが複雑な作業なしでできます。

なぜ発電量が低下しているのか、発電効率の推移を見てしっかり考察することで、発電所の現在の状況や具体的な改善施策を明確にできそうだと感じました。

20%以上の発電量低下も発見、新規営業でも導入後すぐに受注につながる

ーーー実際に活用してみてどのように役立っていますか

まずお客様からとても喜ばれています。

お客様の発電所が現在どのような状況なのか、今まで通りのメンテナンスでいいのか、それとも改善が必要なのか、等がしっかり明確に提示できています。

お客様の中には発電当初よりも20%以上発電量が低下している発電所も発見できました。

「発電奉行」を用いた分析で、原因を特定し改善することができたことによるものです。

また営業にも役立っています。導入してすぐに新規のお客様の受注につながりました。

それまでのメンテナンスですと、業務を実施して報告書を提示して終わり、という状況でした。

「発電奉行」を導入後は、初めに発電所の解析データをもとにお客さまとコミュニケーションを取る機会を作ることができます。

この最初の打ち合わせの段階で、具体的な改善施策の提示をすることでお客様から信頼を得やすく、受注につながりやすいです。

今後の弊社のO&Mにとって「発電奉行」は欠かせない武器になっています。

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