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低圧向け 太陽光発電事業の「経営サポート」_売電ロスとメンテ費用を削減する「次世代型O&M」

太陽光発電事業の経営管理

太陽光発電事業を長期間安定的に継続していくためには、安全の担保とともに、収益の確保が必須です。これこそが発電事業者の目的であり、発電事業の経営管理は、この2つの目的に直接貢献することが求められます。特に、次の4つの視点を重視しています。

重視するのは4つのポイント
  • そもそも適切に建設されたまたは再生された発電所であること
    (当法人では「まっとうな発電所」と呼んでいます)
  • 長期的視点で発電量を維持すること(発電阻害要因を除去すること)
  • 外来の事故を適切に制御し、事故のリスクコストを最小化すること
  • FIT売電20年間を見通して、発電事業に係る総費用を削減すること

※ハード面の対策で事故をゼロにすることを目指すものではなく、高額の事故原因になりうる危険な状況等へ実際的な対策を行い、その他の事故は損害保険に委ねます。これの組合せにより、事故のリスクコストの最小化を目指す考え方です。「リスクコスト」とは、事前の事故防止・軽減のための費用および万一事故が発生した際の対応・修繕費用、ならびに万一の事故に備えた損害保険等の費用の総体をいいます。

発電事業に必須の「発電所検診」と「売電Up計画」による維持管理の取組み

上記を実現するために必要な取組みについて、発電所のそもそもの造りの検査・診断(以下「発電所検診」と称します)とそれを踏まえて作成する長期にわたる運転・維持管理計画(以下「売電Up計画」と称します)、ならびにその計画の下で行う維持管理の取組みに整理しました。

これらについて、発電事業者自身で行う業務(以下「DIY」といいます)と外注する業務を組み合せて、個々の発電所のその時々の状況に応じて、効果を考察しながらバランス良く実施する必要があります。出来合いメニューを定型的に実施することでは、十分な費用対効果が得られません。

次世代型O&M全体

Ⅰ.安全を確認し着実に収益を挙げる「発電所検診」と「売電Up計画」の作成

  1. 遠隔監視システムのデータにより発電量の長期的傾向を解析
    a 既設発電所の場合
    現況検査により、新設時由来を含む不適切な状況、上記1.に照らした発電阻害要因など、
    現況の問題点を把握

    b 新設発電所の場合
    発電事業者が行う検収検査を代替し、新設工事の不適切な状況、想定される発電阻害要因などを把握
  2. 上記で把握した問題点について、長期的視点による再生工事の費用対効果を検討
    (新設時の販売店・施工店等との協議の余地の検討を含みます)
  3. 発電事業者のDIYと外注の組合せに関する意向および発電所の状況を踏まえて、
    今後の売電Up計画を作成

Ⅱ.「売電Up計画」の下で行う維持管理サポートの取組み

  1. 日常の基本的な管理(スマート保安を柱にしてコストを大幅削減)
    a.定期的に遠隔監視システムのデータを解析し、それにより発電量を監視
    b.遠隔監視システムによる日常のアラート管理とそれにより異常を把握したときの
      駆付け確認
      監視カメラの設置がある場合は、アラート管理時や台風の後等に、現場の様子を
      監視カメラで確認

  2. 保守点検ガイドラインと発電所の状況に応じた実効性のあるオンサイトでの定期的な電気的点検および目視点検
    上記1.のスマート保安の下で、従来型の定期点検は原則として4年に1回とします。

  3. 効果的な雑草対策およびパネルの汚れ対策
    やみくもに実施するだけでは、年々費用が増加します。

  4. 故障・事故への対応(特に外来事故)と日常修繕および計画修繕、ならびにメーカー保証や損害保険への求償の検討

  5. 維持管理サポート※システムによる記録と管理(図書・写真の保管、点検・修繕等の履歴管理など)
    ※当法人は、会員の皆様へ「PVトレーサビリティシステム」の使用を提供しています
    (データ量5GBまで無償)。
    O&M事業者が使用する場合、点検報告書や資料、写真を発電事業者や協力事業者と共有できます。

(!ご注意)高圧発電所等の自家用電気工作物の場合は、法定の安全措置義務等と整合をとり、それを遵守してください。

次世代型O&Mとは何か?

これまでのO&Mは忘れてください!「利益を最大化」できる「理由」があります

次世代型O&Mは、当協議会がこれまで蓄積した太陽光発電メンテナンスの知見をベースに抜本的な見直しを加え開発しました。当協議会会員の株式会社エナジービジョンにて先行して商品化を行っています。順次、当法人会員のO&M事業者の皆様へ商品化したツールなどを提供していきます

メンテ費用を大幅に削減しつつ売電ロスを見逃さない「利益を最大化」するO&Mです。

次世代型O&M宣言

  • スマート保安を基礎として、異常を発見したら機動的に動くこととし、過度な保守点検を合理化します。
    O&Mのあり方に抜本的な見直しを加え、単に保守点検頻度を減らして値段を下げるものではありません。
  • 一般的な保守点検において主となる電気的点検は重要です。しかし、それだけでは発電量の長期的な維持や事故のリスクコストの削減など、発電事業の収益への貢献が十分ではありません。
    発電量監視を柱として、下落が見えたら機動的に動くことの方が、費用対効果ははるかに高くなります。
  • 現在のO&Mに費用対効果の疑問をお持ちの方発電量の下落傾向にお悩みの方、そもそも発電量の長期的傾向について説明を受けたことのない方など、次世代型O&Mがどのように貢献するのか、是非一度ご検討ください。
次世代型O&Mの基本的なステップ
次世代型O&Mの基本的なステップ
次世代型O&Mの今

「発電量解析」の手法・効果を論文に整理

当協議会が提唱し、会員の株式会社エナジービジョンが先駆的に実施している太陽光発電の「発電量解析」の手法・効果について、京都大学大学院 安田陽特任教授と当協議会および株式会社エナジービジョンが共同で論文に整理しました。
(「2021年度 日本太陽エネルギー学会 研究発表会」にて安田 陽特任教授から発表)

論文・発表タイトル
小規模太陽光発電所の遠隔監視システムによる発電電力量監視サービスの開発
※安田陽(京都大学)、奥山恭之(エナジービジョン)、大門敏男(新エネルギーO&M協議会)

論文本文は、こちらからご参照ください。
(出典:日本太陽エネルギー学会講演論文集(2021))

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株式会社エナジービジョン「稼ぐ太陽光メンテ」
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関連サイト

太陽光発電のメンテナンスを徹底比較!料金・サービス内容の違いは?【低圧O&M】(エナジービジョン社ブログ)

太陽光発電のメンテナンスの費用と必要性とは?(エナジービジョン社ブログ)

電設資材(2022年4月号)に、「太陽光発電事業の「運営支援」提案」掲載(当協議会大門寄稿)

太陽光発電所のあるべきO&M(2021年オンライン展示会「SOLAR EXPO ONLINE」)

太陽光発電所の収益を上げる「次世代型O&M」3つの視点(SOLAR JOURNAL 2021年9月20日掲載)

脅威の売電ロス!ほぼ半数の発電所で発生(2021年4月19日号)
業界初!発電量解析アプリの提供について

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低圧O&Mを変える「稼ぐ太陽光メンテ」とは?(SOLAR JOURNAL)』

施工の現場から(第50回)持続可能なO&Mとするために(2020年5月25日号)
当協議会の運営委員(株式会社エナジービジョン奥山)の新エネルギー新聞連載記事

太陽光発電所のO&Mが新たなフェーズに突入する!
(2020/2/25 ソーラージャーナル 掲載)

太陽光の主力電源化に向けた“O&Mのあるべき姿”とは?
(2020/3/13 ソーラージャーナル 掲載)

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